<浮気調査>旦那はどこからが浮気だとおもっているのか?妻がなにをしていたら不倫だと思うのかを徹底解説!

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浮気調査

浮気や不倫の線引きとは?

どこからが不倫なのか?その判断基準は人それぞれです。特に男女差は激しく、価値観の違いに戸惑うこともあるかもしれません。不倫のボーダーラインを把握していないと、自分にはそんなつもりはなくても思わぬところで地雷を踏んでいる可能性もあるでしょう。
本記事では、男女の不倫に対する価値観の違いや、浮気の定義について詳しくご紹介いたします。お互いのために不倫の考え方について知っておきましょう。

1.厳しすぎる?旦那が考える、妻が不倫していると判断する基準とは

もしかして自分の妻は不倫しているのではないか?
そんな風に旦那が考える場合は、すでに不倫関係が進行している時かもしれません。
例えば以下のような行動が不倫だと判断するものとして挙げられます。

1-1.肉体関係を持つ

妻が自分以外の男性と肉体関係を持っていることが分かった場合、言い逃れのできない状況として不倫と断定されます。夫婦関係にある男女では、肉体関係があることが線引きとされますし、男性の精神的なダメージは大きいでしょう。
今まで不倫を疑うこともなかった妻が、他の男性のことを好きだと知ると、妻のことが急に分からなくなるかもしれません。
単なる遊びで気持ちが入っていないと弁解しても、そこまでに至る男女の仲であることが許せないという男性は多いです。「妻を奪われた」と考え、妻に対する怒りよりも相手の男性に対して許せないという感情を持つため、冷静に対処することが難しくなるでしょう。

 

1-2.キスをする

キスは、不倫の第一歩であると考えるのが、男女ともに一般的です。仲の良い男友達と、その場のノリでキスをしてしまった場合でも不倫だと判断されるでしょう。
その時の勢いで相手に特別な思いが無かったとしても、相手との深い繋がりや愛情表現の一つであるキスは、ショックを受けやすいです。
男性は、好きな女性に対して触れたいという気持ちや自分のものだという独占欲がうまれます。そのため、妻が他の男性にキスをされると、他の男性にとられてしまったという心理が働きやすいです。また、キスマークは女性に対する支配を意味しており、注意深く観察されるかもしれません。
キスする仲なら、すでに肉体関係を持っていてもおかしくないと疑うこともあるでしょう。

1-3.抱き合う

ハグなどの軽いスキンシップは、距離感の近い人ならよくある行動です。女性側から相手にハグをする際、少なからず好意は持っていますが必ずしも恋愛感情であるとはいえません。その場の雰囲気で親しい友達として軽く抱き合うこともあるでしょう。
しかし一部の男性にとってのハグは、特別な愛情表現の一つです。「好きな女性を自分のものにしたい」「相手に触れてみたい、守りたい」などの欲求を抱き合うことで表しているといえるでしょう。恋愛感情や親密な関係を示すハグは、心のつながりを意味しており、精神的なダメージを受ける男性も少なくありません。
「全然そんなつもりじゃなかった」と言い訳をしても、自分の知らないところで男性と抱き合っていたということに強く嫉妬します。

1-4.2人で食事に行く

会社の同僚や、取引先の男性との2人きりでの食事だけで、不倫だと断定する男性もいます。仕事をしている妻にとっては、男性と2人で会話をしたり食事を通じてコミュニケーションを深めるのは普通のことかもしれません。しかし嫉妬深い旦那は、自分以外の男性とゆっくり食事をすることに抵抗を覚えます。あるアンケートでは4割近くの男性が、男友達であっても2人での食事はダメだと思うようです。また、そのような嫉妬深い男性から見ると、女性を食事に誘うことは気のある証拠であり、相談ごとをして、お互いのことをよく知るチャンスだと捉えているかもしれません。妻のことを信用できても相手の男性が何をするか分からないと強く警戒している場合もあるでしょう。パートナーが不安になる行動はできるだけ避けたいところなので、事前に浮気の線引きを確認することをおすすめします。

 

1-5.大勢の飲み会に行く

飲み会に行くと言ってパートナーに嫌な顔をされた経験のある方は意外と多いです。そのような男性は、お酒が入る場所で自分の大切な人が異性と楽しく過ごしていることを想像して、嫉妬します。
アルコールが入ると、少なからず開放的な気分になるため、普段よりも人との距離が近付くことが分かっているため、嫌な想像をしてしまうのかもしれません。例え、飲み会が職場開催であっても、他の男性がいる限り警戒してしまいます。なかには、心配や嫉妬してしまうため、飲み会があることを事前に知りたくないという男性もちらほらと存在します。
また、友人との飲み会は特に、浮気だと思われるケースが多いのも事実です。
旦那と知り合う前より、長い期間親しくしている男友達の存在は、好ましく思えず、飲み会を楽しんでほしいと心から思えないのでしょう。旦那に男友達を会わせて安心してもらうことや、飲み会の時間を決めて迎えにきてもらうなどの対策が必要かもしれません。

2.本当にセーフ?!旦那が考える「まだ不倫していない」行動とは

妻のささいな行動に「これは不倫だ」「浮気しているのではないか?」と感じる男性もいますが、逆に男性自身の行動ではどこまでが浮気ではないと考えて行動しているのでしょうか。女性に比べて男性の基準は甘めで、「明らかにアウト」と思われる行為がほとんどなので、価値観の違いに驚いた方も多いはず。
ここでは、男性の浮気のボーターラインを示す行動として、いくつか紹介いたします。

2-1.連絡先を聞く

他の女性の連絡先を聞く行為は、女性の中でも浮気であるかどうか意見が分かれるところです。連絡先くらいならまだ大丈夫だと考える人もいれば、なんでわざわざ聞いたのか?と過敏になる人もいるでしょう。
男性の心理からみると、女性の連絡先を聞くという行為は少なからずその女性に対して好意的な印象があることが分かります。友達が多く社交的な男性であれば、異性を意識せずに友達として親しくなろうとしているのかもしれません。しかし、もともと女好きで女性の連絡先をたくさん知っているタイプや、浮気目的で妻以外の女性と親しくなりたいという下心を持っているタイプは要注意でしょう。
ただ女性に連絡先を聞いただけで、2人で会ったりキスをしたりしていないからセーフだと考える男性がほとんどで、後ろめたさを感じることは少ないです。しかし、連絡を取り合ううちにデートをする仲になることも考えられるため、早急な対応が必要かもしれません。

2-2.2人きりで会う

異性と2人で出掛ける行為は、男女ともに浮気だと考える人が一定数います。自分が異性と出掛けるのは問題ないけれど、パートナーが同じ行為をすると考えると抵抗がある人も多いのではないでしょうか。
2人きりで会うことよりも事前に報告があるかどうかを重要視しなければなりません。もし相手に黙って、異性とデートに行ったことが分かれば、本人がやましい気持ちがあると判断され浮気だと思われても仕方のないことでしょう。きちんとパートナーの気持ちを尊重していれば、疑われる可能性のあることは事前の説明が必要です。2人で会うのは浮気だと考えている女性も、明確な理由があって出掛ける場合は安心して送り出すことができますよね。
男性のなかには、異性と仕事終わりに飲みに行くことを妻に知られたら面倒だと考えて、下心がなくても、あえて隠す人もいます。男女ともに、相手にされて嫌なことをしないためにも話し合っておくことは大切でしょう。

2-3.手を繋ぐ

旦那が知らない女性と手を繋いでいたら、何も思わない女性は少なく、ほとんどの妻が「旦那が浮気をしている」と考えるかもしれません。
手をつなぐという行為の中でも以下のようなケースでは、女性に対して特別な感情はなく、浮気ではない場合が多いです。
酔っぱらって複数人とスキンシップをとっている
握手など一瞬の場合
しかし、手を繋ぐことは男性の心理から考えると、相手との距離を縮めたいというサインでもあり不倫に発展する可能性は大きいです。お互いに恋愛感情を持っている関係での手繋ぎであれば、2人の雰囲気ですでに不倫していることを察知する妻もいるかもしれません。
手を繋ぐことだけでは不倫にはならないという男性は、妻からどのように思われるのか深くは考えていません。ただの軽率な行動で、ちょっとドキドキしてみたかったという下心を持っていただけと弁解するでしょう。そもそも肉体関係がなければ大丈夫だと考えている男性は、自分が既婚者であることを忘れて、簡単に異性と手を繋いでしまいます。

 

2-4.既婚者であることを隠す

独身女性からも警戒される男性の特徴として挙げられるのが、既婚であることを隠す男性です。
妻からすれば、旦那が独身と偽りながら、仕事以外で知らない女性とかかわっていること自体が、浮気だと断定される状況でしょう。
浮気じゃないと言い張る男性の意見は、「つい嘘をついてしまった」「モテたいと思ってなんとなく独身だと言った」などが挙げられます。深層心理には、不倫願望があり相手の女性と仲を深めたいという思いがあるのかもしれません。また、相手が勘違いしただけで隠す気はそもそもなかったと言い訳をする場合もあるでしょう。
女性と知り合った最初の段階で既婚であることを隠すと、あとから訂正しにくいのも事実です。嘘をついたと思われるのが嫌でなかなか言い出せずにずるずると関係を深めてしまったというケースもあり悪質です。
このような男性は、妻以外の女性に積極的にアプローチしている可能性が高く、こっそりマッチングアプリや出会い系サイトに登録して異性と連絡をとっていることが考えられます。

3.旦那はどうしてここまでやって不倫と思わないのか!?その心理を解説

 

3-1.女性は、男性の浮気を早めに察知する

男性は、本能的に浮気しやすい生き物だと言われています。そのことを女性も把握しているため、常日頃から男性の何気ない言動や行動に違和感がないか無意識に観察しています。
たとえば、仕事が終わる時間が急に遅くなったり帰宅後の様子がいつもよりも口数が多くなったりと、些細なことでも異変に気付く人は多いでしょう。
自分の遺伝子を残し、子孫繁栄のために多くの女性とセックスをすることが本能として備わっているため、女性に気持ちがなくても簡単に不倫に走ってしまいます。
男の浮気心は許されると勘違いしている男性も多いです。妻にバレても反省せずに、「そうさせたお前がいけないんだ」と逆ギレする人もいるでしょう。また、妻としても、自分が伴侶として選んだ男性は誰から見ても魅力ある人だと考えているため、心のどこかで浮気されても仕方ないことと思っている場合もあります。
浮気しやすい男性は、子孫を残したいという本能から、若くて外見的に魅力のある女性を好む傾向があります。しかし本来であれば理性で抑えられることが普通なので、本能の赴くままに不倫に走る男性には早い段階で気付く必要があるでしょう。

3-2.男性は、そもそも女性の浮気を疑わない

男性は、自分の妻が不倫していると想像すらしていない場合が多いです。「まさか妻にかぎってそんなことはないはず」と、怪しい証拠があったとしてもすぐには信じられないでしょう。男性の心理として、裏切られたと思いたくない、自分のパートナーが不倫をするはずないなど、本人の口から聞かない限りは信じたくないという思いがあります。
女性側も嘘をつくのが上手なので、不倫をしていても臆することなく堂々と振舞っていることも原因の一つでしょう。
男性の不倫と違って、女性の場合は性的な目的ではなく強い精神的な繋がりがあることが多いです。そのため、すでに旦那に対する気持ちは冷めていて、不倫相手に惹かれていることも大きい精神的なダメージを与えます。

3-3.男性は、ただの遊びだと思っている

女遊びが激しい男性の中には、肉体関係を持ったにも関わらず、「これは不倫ではない」と言い切る人も少なからずいます。長い結婚生活を送る中で、夫婦関係がマンネリ化している場合は、外で刺激を求める場合があります。妻のことを嫌いになったわけでもなく、離婚したいとも思っていないけど、日常生活がつまらないと感じていると、他の女性と遊びたくなるのかもしれません。ただの遊び相手なので、本気で相手の女性を好きになったわけではないから不倫じゃないという理屈は、妻側からしたら到底納得できないものでしょう。
しかし、そのように考える男性は1回きりの肉体関係はセーフだと思っており、罪悪感を持ちません。自分の都合の良いタイミングで性的欲求を満たすために会うので風俗と同じような感覚だと思っている場合もあります。旦那の女遊びに慣れてしまっている妻であれば、恋人のようにデートを重ねたり毎日連絡を取り合ったりと精神的なつながりがあるわけではないので、許すこともあります。肉体関係がある時点で不倫には間違いありませんが、相手の女性とどの程度親しくなっているのか、遊びか本気か見極める必要があるでしょう。

3-4.男性は、浮気がバレなきゃいいと考える

相手の女性に対して気持ちがあり、継続的な肉体関係がある場合、本気の不倫といえます。しかし妻が気付かなければ大丈夫と考えている男性も少なからずいます。
女性に惚れこんだ場合、普段から相手に気に入られようと頻繁に連絡をとっていることが考えられます。ささいな日常会話や仕事の悩みなど一日のメールの回数が多くなるため、自然とスマホを触る時間が増えているでしょう。また金銭感覚も大きく変わります。好きになった女性にプレゼントをしたり、高級なレストランに食事に行ったりと出し惜しみすることなくお金を遣うのでクレジットカードの支払い額がぐんと増えているかもしれません。
妻に対して申し訳ないと思わず、不倫はバレてなければしていないのと同じと考えているため、絶対にバレないと自信を持っている男性には注意が必要です。家庭を大事にして、仕事でも成果を上げている男性は、器用に不倫も同時進行している場合があるのです。
しかし妻に一度でも疑われたら、逃れることはできません。不倫していた時間が長ければ長い程、相当の制裁を受けなければならないでしょう。

4.まとめ

浮気したのか、していないのか」男女で浮気の定義に差があり、個人差も大きいです。
ここでは浮気の定義や実際に浮気された時の対処法についてご紹介いたします。

4-1.浮気の定義・判断基準

浮気の定義は、カップルの間には法律上は存在しません。そのためお互いの価値観を事前にすりあわせてトラブルのないようにする必要があります。
婚姻関係にある場合は、浮気は不貞行為と呼ばれ、民法709条・770条第1項で以下のように定められています。
不貞行為は、夫婦関係にある男女のどちらかが、既婚者が配偶者以外の異性と、自由意思で肉体関係を持つこと
不貞行為は、平和な結婚生活を送るために、お互い夫婦としての義務を果たすという定めを破る行為なので、れっきとした違法です。
具体的には、性交渉や性交類似行為を持っていることを指しています。
判断基準は、男女の関係性が以下の3通りのいずれかに当てはまることが挙げられます。
結婚している
婚約中である
内縁関係である
つまり、婚約していないカップルのどちらかが、異性と肉体関係を持っていたとしても、民法上は問題ありません
また、不貞行為は、強制的なものではなく配偶者の自由意志によって肉体関係があることを指します。食事など2人だけで会ったという事実だけでは不貞行為とは呼べません

 

4-2.風俗は不貞行為に入る?

風俗も不貞行為と認められることがあります。ただし、数回の風俗通いでは単なる性的欲求の解消として見なされるので不貞行為とは呼べないでしょう。
夫婦関係の破綻に影響しており、離婚の原因と認められる状況であれば、風俗も不貞行為です。例えば、特定の女性に恋愛感情があり、継続して通っているケースは該当します。

4-3.キスやハグは不倫になるの?

キスやハグ、2人だけの食事などは、違法となる場合があります。肉体関係がない限り、不貞行為とは呼べませんが、夫婦関係を破綻させる理由として不倫が認められるケースです。
恋愛関係のようなメールの内容やデートなどは、パートナーに大きなショックを与えるため離婚事由となり得ます。
その他、長時間2人きりでラブホテルなどの宿泊施設に入っていた場合は、客観的証拠があれば不貞行為に当てはまります。

4-4.不倫された時にできること

不倫・不貞行為をされた場合、どのように対処したら良いのでしょうか。まず灰いぐうしゃと不倫相手には慰謝料を求めることができます。
理由として、不倫が原因となり精神的苦痛を与えられ夫婦関係が破綻することが挙げられます。ただし、不倫発覚前から、不仲で別居状態にあった場合は、この理由に該当しません。
不倫相手に慰謝料請求したい場合、相手が既婚者だと知っていることが条件に挙げられます。もし、配偶者が既婚者であることを隠していた場合は、故意・過失がないと見なされるため、責任を求めるのが難しくなってしまいます。
慰謝料請求する場合、必要になるのは、不倫・不貞行為の証拠です。
証拠には、肉体関係があったことが第三者でも分かるような確実なデータが求められます。あやしいと感じた場合は、証拠集めに探偵事務所を利用することをおすすめします。探偵に依頼すれば、精神的苦痛を伴うことなく確実な証拠集めが可能で、慰謝料請求や離婚の手続きもスムーズになるでしょう。

Supervisor Information

監修者情報 | 金子 玄

慶福法律事務所代表

【出身大学】
慶應義塾大学法学部法律学科・大学院法学研究科修士課程を修了

【経歴】
平成19年 弁護士登録後、複数の都内法律事務所に勤務
平成25年 慶福法律事務所設立

【所有資格】
弁護士(識別番号36627_第一東京弁護士会)・図書館司書資格

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