浮気癖は治らない!?結婚前こそ浮気調査が大事になる!?

更新日:

浮気調査 結婚前調査

「たった一度の浮気」
そう思うこともあるかもしれません。

しかし、この世の中には、浮気する人もいれば浮気しない人も存在するのです。
それならば、結婚する相手には、浮気しない人を選びたいと思うのも当たり前のことなのではないでしょうか。

そのためには、自分の結婚相手が浮気する人なのか、それとも浮気しない人なのかを結婚前に知っておくことが重要です。

そこで今回は、なぜ結婚前に結婚相手が浮気をしない人のかを知っておくことが重要なのか、そして、それを知るためにはどうしたら良いのかをご紹介していきます。

1. 前に浮気をしたことがある人の浮気再犯率は45%

アメリカのコロラド州にあるデンバー大学の大学院生の研究の中で、以前に浮気した人が、パートナーを裏切って再度浮気を繰り返したかどうかの調査を行ったところ、45%が浮気を繰り返したという結果が出たといいます。

ちなみにこの調査は、18歳〜35歳の未婚の484人を対象に、4ヶ月〜6ヶ月ごとにチェックし、5年間行われました。

 

この研究調査結果は、未婚の男女に行われたものであり、勿論一例ではあります。
しかし、独身研究家であり、「結婚滅亡」「結婚しない男たち」などの著者・荒川和久さんのコラムによれば、
「既婚男女の浮気率3割」という調査結果も出ています

このような調査結果を見てみるだけでも、既婚未婚に限らず、浮気する人は一定数存在しており、また、一度の浮気では終わらない人も一定数存在しているということになります。

それでは、なぜ、浮気をする人は浮気をするのか。
その疑問にお答えするかのように、ネット上には、「浮気をする人の特徴」「浮気をする人の心理」など、たくさんの情報が出ていますので、それらを参考にしてみてください。

ここでは、もう少し違う角度の情報をお伝えしようと思います。
結婚前にこそ多発する「駆け込み浮気」というものがあるということをご存知でしょうか?

2. 結婚前にこそ「駆け込み浮気」!?代表的な駆け込み浮気の理由4つ

結婚を目前にしたカップルというのは、ただのお付き合い相手というよりも、もっと信頼も愛情も上の存在となった関係と言えるかもしれません。

 

本来であれば結婚前は幸せの絶頂であり、互い以外の存在が入り込む余地などないはずです。
浮気なんて考えられないと思う方も多いはず。

しかし、そんな大切な相手がいて満たされた状況であるにもかかわらず、浮気をする人もいるというのです。
そして、その浮気の理由というのが、「結婚前」だからこそ浮気をするというものだから驚きです。

それでは、そんな「駆け込み浮気」をしてしまう代表的な理由はどんなものがあるのかをご紹介します。

2-1. マリッジブルーで弱った不安定な時こそ

マリッジブルーとは、結婚前と結婚後の環境の変化を考えて不安になってしまうというものです。

 

女性の方が苗字の変化や仕事の変化、妊娠出産を実感するなど、ライフスタイルが大きく変化する状況にあることが多いため、マリッジブルーになりやすい傾向にあるといいます。

しかし、結婚前にマリッジブルーになるのは、実は男女関係ないということをご存知でしょうか。

男性であっても、お相手の女性やいずれ迎え入れる我が子を守るという責任を実感して不安になったりすることもあります。
また、新居への引っ越しや仕事関係などを含めた自分の周囲への報告、両家の家族との関わりなどを経験し、今までの生活と大きく変化する可能性を、より実感することでしょう。

そんなマリッジブルーによって、このまま「独身時代の気楽さ」を手放して良いのか、「本当にこの先やっていけるのか」という不安から逃れる、一種の現実逃避から浮気に走ってしまうということがあるようです。

この理由の場合は、いっときの迷いということもあるでしょう。
それこそ、精神的に不安定な状況でもあるので、正常な判断ができずに浮気をしてしまったのかもしれません。

しかし、厳しいことを言えば、結婚は一人でするものではなく、相手と共に行うものです。
そして、結婚生活というのは、終わりにしなければ生涯続くのです。

たとえ、浮気の理由がマリッジブルーだったとしても、それは、その結婚に対しての不安を互いに協力して乗り越えられない関係性であるという証明になってしまうのではないでしょうか。

2-2. 初めての大掛かりな共同作業で幻滅

結婚を互いに決意したら、今度は「結婚式」という課題が具体的に立ちはだかってきます。

 

本来であれば、「結婚式」を課題と称するのはおかしいかもしれません。
しかし、それくらい実は大変なことであるということです。

結婚前は、「好きだから」「好きなことをして」を原動力として気楽に動けましたが、「結婚」となるとそうはいきません。
決めなければいけないことは多くありますし、ある意味、大きなお買い物をするくらいの費用が必要です。
さらに言えば、互いの親御さんが意見してくる場合もあるでしょう。

だからこそ、互いが互いへの不満を溜めるという話も少なくはありません。
そんな時に、その愚痴を聞いてもらった相手に優しくされ、浮気してしまうというケースも少なくないようです

しかし、結婚生活というのは、これら大変なことの繰り返しです。
その大変なことを互いに協力し、時に譲歩して乗り越えていかなくてはいけません。
ご自身が生きてきた中で、大変なことや辛いことがあったように、共に生きていく中でも、「楽しい」だけの日々が続くわけではないのです。

2-3. 結婚後は遊べなくなるから経験に

結婚したら、「浮気」をするととてもリスクを負うことになります。
もしも「浮気」がバレてしまったら、「浮気」の問題が結婚前とは比較にならないほど大きくなるからです。
そのため、結婚前にこそ、一度は遊んでおこうと考える人も少なくはないようです。

もっと言えば、今まで浮気しなかった人でも、「この先は妻・夫だけ」と考えたとき、他へ目を向ける最後のタイミングと考えて浮気してしまうこともあるようです。
この場合は、結婚後は他へ目を向けないと決意しているための反動とも言えるかもしれません。

しかし、細かいことを言えば結婚前であろうと、結婚を決めた相手がいるというのは、この先の将来を共に歩く相手を決めた状態でもあるということです。

ご自身の運命共同体となる相手を傷つけてまで、あえて他へ目移りする必要性があるのでしょうか。
結婚前に、「最後だから」という理由だけで、そこまでの考えが至らないというのは、ある意味で浅慮すぎるのかもしれません。

2-4. 実はそこまで結婚したくない

実はそもそも結婚をしたいとそこまで思っていないため、浮気してしまうケースです。

この理由の場合は、結婚前の駆け込み浮気とは、ある意味では違うかもしれません。
「最後だから」という理由や「不安になって」などよりも、よほど深刻でしょう。

それは、なんとなく流れで結婚を決めたが、実はそこまでの覚悟もないため、浮気も何となくの流れでしてしまうという場合が多いためです。

たとえば、「結婚相手が結婚をしたいと言ってきた」「子供ができたために結婚することにした」など、自分でした決意ではなく、気づけば外堀が埋まってしまって結婚を決めているため、心の底では納得していません。
そんな時に、機会があれば、目前に迫った「結婚」という事実から逃げるように浮気してしまうことも少なくはないといいます。

また困ったことに、この理由の場合は、結婚後も同様に浮気が繰り返される可能性も捨てきれません。
少しでも結婚生活に不満や不安を抱いていた場合、また「浮気」に逃げたり流されたりするからです。

3. 結婚前でも婚約中なら浮気に対して慰謝料請求できる!?

基本的には、結婚していない場合、相手の不貞に対して慰謝料を請求するというのは難しいと言われています。
なぜなら、その法律は婚姻関係にある相手に対して制定されているものだからです。

しかし実は、結婚まであっても、相手の浮気に対して慰謝料を請求することができる場合があります。
それは、婚約関係、または内縁関係にあったことを証明できる場合です。

ただし、婚姻関係にあるかどうかというのは、互いの口約束だけでは証明できません。
たとえば、結納を交わしている、婚約指輪を贈られている、互いの両親や周囲の人へ結婚の報告をしているなどの事実があること。
さらに、結婚式場の下見資料や予約の控え、新居の賃貸契約書など証明できる書類も重要です。

それらの証明をもって婚約関係にあったことを証明し、さらに婚約中に相手の不貞行為があった事実を証明できれば、結婚前であっても慰謝料を請求することが可能になります。

ただ、このように書かれると、とても大変な気がしてしまうかもしれません。
しかし、「結婚する」というのは、ご自身の人生の中においても大きな決断であり、重要な岐路でもあるのです。

その中で起きた不都合や違和感を、「面倒だから」「大変だから」と、本当に見過ごしても良いのでしょうか。
むしろ、ご自身のその先の人生を考えるのならば、真剣に向き合うことも重要なのかもしれません。

4. 慰謝料請求のためじゃなくても結婚前の調査は重要

結婚前の浮気調査と聞くと、「そこまでする必要があるのか?」と考える人も多いかもしれません。
しかし、裁判所の司法統計年報を見てみると、

夫側の申立て理由の第2位、妻側の申立て理由の第3位が「異性関係」になっています
つまり、パートナーによる浮気や不倫が原因です。

それ以外の理由としては、「性格が合わない」「暴力を振るう」「浪費する」「性的不一致」などが挙げられています。

ただ、これらは本当に結婚する前には分からないことだったのでしょうか。
「浪費」や「暴力」など、普段の素振りを見ていれば、もしかしたら少しは気づいていたかもしれません。
「性格が合わない」というのも、共に過ごす時間や話す内容などを気にすれば、ちょっとした違和感はあったかもしれません。

それでは、なぜ気づかなかったのか。
それは、互いに好きでお付き合いをしている最中というのは、ちょっとした違和感などを見過ごしてしまうことが多いからです。
もしくは、「これくらいなら」と、飲み込んでしまうこともあるかもしれません。
誰でも好意を持つ相手に対しては、どうしても基準が甘くなってしまうものです。

けれど、先述したように、「結婚」というのは、人生においても大きな決断であり、大事な岐路でもあります。
そんなときこそ、本当は冷静に相手を見極めるということが重要なのではないでしょうか。
浮気の心配に限らず、結婚前の相手の調査を行うことをおすすめします。

5. 結婚前の身辺調査はプロに頼むのがオススメ

結婚前の調査が重要と言っても、調査と言われると、少し大げさに感じられるかもしれません。
しかし実は、昔はよく行われていたことでもあるということをご存知でしょうか。
今でも、一部の職業や由緒正しいお家柄の方、お見合い結婚や地方のお家などでは行われています。

多くが、大事な娘や息子を任せても良い相手なのかを、ご家族の方が心配して行うケースが多いようです。
我が子から相手のことを聞き、顔合わせもしたが、どのような相手なのか知っておきたい。
そんな親心なのかもしれません。

昔は近隣に住む相手との結婚が常でしたが、現在はそうでもありません。
そのため、相手がどのような人物なのかが判明しないためです。
また、好意を抱く相手に対しては、「恋は盲目」という言葉もあるように、どうしても冷静な判断がし難いものです。

その際には、調査の専門家でもある探偵会社をご利用することを検討してみても良いかもしれません。

第三者の冷静な目線での調査は、事実しか見えません。
いくら相手の調査といえども、ご本人では労力や時間をかけることも難しいでしょうし、調査がバレてしまう危険性もあります。
また、当人同士では突っ込み難い、当人の人間関係や家庭環境なども調査することが可能です。

「結婚」という大事な事柄だからこそ、専門家による調査で、冷静且つ客観的に判断する要素を持っておいてもいいのではないでしょうか。

6. 浮気・離婚のない幸せな結婚生活のためにも事前に知っておこう

大好きな相手との結婚ほど、幸せなことはないでしょう。
誰でも、その先の未来は明るいと想像したいものです。

しかし、現実として離婚する夫婦というのはいます。
その理由は様々ですが、共に歩いていこうと決めた相手と決別することを選んでいる夫婦が存在するのです。

それは、残念ながら決して遠くの出来事ではなく、とても身近な話でもあります。
だからこそ、結婚前の違和感は見過ごしてはいけません。

今回は、結婚前の駆け込み浮気、そして、浮気をする人は浮気を繰り返す可能性があることをご紹介しました。
もちろん、ご自身には関係ないという方もいらっしゃるでしょう。
それは、その信頼を持てる相手と巡り合えたこと、そして、そのような相手を見抜いたご自身が素晴らしいといえます。

それでも中には、結婚前という幸せの絶頂時期にもかかわらず、お相手の裏切りに悲しむ人もいます。
一度は許し、そのまま結婚をして、再び裏切られてしまった、という人もいるのです。
本当はしなくて良い辛い思いをしてしまった人もいるでしょう。

浮気をしない人であっても、本当にご自身の人生を委ねても良い相手なのか。
ご自身の幸せを思うのであれば、結婚前こそ、重要な見極めが重要なのです。

Supervisor Information

監修者情報 | 金子 玄

慶福法律事務所代表

【出身大学】
慶應義塾大学法学部法律学科・大学院法学研究科修士課程を修了

【経歴】
平成19年 弁護士登録後、複数の都内法律事務所に勤務
平成25年 慶福法律事務所設立

【所有資格】
弁護士(識別番号36627_第一東京弁護士会)・図書館司書資格

関連記事

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA