【探偵調査員の奮闘日記】命と引き換えにSEXが上手くなる方法

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探偵小説

こんにちは、うな探偵社調査部長の竹中です。

今回は、旦那さんの裏アカウントを見つけてしまった奥様からの依頼です。

プライバシー保護のためフィクションを交えながらお話しします。

今回は、旦那さん(X男)の裏アカウントを見つけてしまった奥様からの依頼です。

リビングに置かれていた携帯にアカウントが表示されていたというのですから、すべてはX男の不注意から始まりました。

奥様は咄嗟に見ていないふりをしたそうですが、やはり後から気になって、調べたそうです。

すると、それは1年程前からある、男女のSEXを語るアカウントのようでした。

奥様「夫婦生活は、4年前に下の子が生まれてまら、ほとんどありません。不満はありませんでしたが、見ていると、どうやら外で浮気しているようなのです…。

出張が多いのは昔からなので、ほとんどは本当だとは思いますが、嘘の出張が含まれていたり、その出張先で浮気している可能性もあるかと」

こちらがワンオペで2人の子供を育てている中、仕事と嘘をついて浮気は許せない、と次の出張から調査が決まりました。

翌金曜日、早速x男が出張のため、調査開始です。

奥様「22:25に新大阪に着く新幹線です。切符を見たので」

到着は夜遅く、翌日も仕事があるため遊びには行かないだろうとの予想でしたが、宿泊先を確認するため、新大阪駅での待ち合わせから調査は始まりました。

しかし、1時間が経過…

念のため22時から待機していますが、現在時刻23:30、未だにX男は現れません。

なにかトラブルがあり遅れているのかも、とも思えますが、そもそも東京から大阪までの最後の新幹線がもう終わってしまいます。

奥様と電話で相談します。

調査員「新幹線で来れば必ず通る出入口で待機していますが、ここから出てきてはいないですね…」

奥様「家は時間通りに出て行ったのですが、出張は嘘で、あの切符はアリバイ工作だったのかもしれません」

X男がどこにいるのかもわからないため、やむなく今週は調査そのものが中止になりました。

X男の裏アカを確認すると、これからお楽しみがあることを匂わせるような投稿が連投されています。

翌日の夜も、調査はなくなってしまいましたが裏アカの投稿を見てみると、今までの傾向通り、やはり出張中は投稿が捗る様子です。

ただ、それが家から離れることによる解放感からくる、ただの息抜き的な意味合いのもので、様々なことを経験しているような投稿は嘘なのか、それとも出張と嘘をついて今もどこかで不倫しているのか。

同じアカウントを見ている依頼者もやはり納得がいかず、次の出張でまた調査を行うことになりました。

次はⅹ男の言葉はなにも信じず、家を出るところから開始することにします。

翌週、今度はⅹ男の自宅から調査開始です。

仕事が終わって家に帰ってくると、2時間程度で支度をして、スーツケースを持った状態で家を出てきます。

今回もまた、奥様は福岡行きの切符を見せられたと言っていましたが…

たしかにⅹ男は、スーツケースを持って新幹線に乗りました。

しかし乗ったのは逆方向、気づけば仙台で降りる用意をしています。

やはり出張先は嘘だった…ということは、浮気説も濃厚です。

しかしその日はビジネスホテルに入ると、出てくることはありませんでした。

我々調査員はX男の隣の部屋を取り、明日に備えます。

しかし、二日目、朝から仕事に出たX男は直帰し、その日も再び部屋から出てくることはありませんでした。

調査員「なんのための嘘だったんだ…?」

調査三日目、前日より少し遅い時間に部屋から出てきたX男はエレベーターに乗り、ひとつ下の階に下りました。

迷うことなく突き当りの部屋まで歩くとドアベルを鳴らし、中に入ります。

調査員「なるほど、同じホテルに女がいるのか…。あと今日は休みで、浮気のための一泊らしいな」

早速X男の裏アカを確認してみると、早速アブノーマルなプレイを楽しんでいるようです。

昼はその部屋でルームサービスをとったようで、X男も相手の女もなかなか出てきません。

夕方になった頃、ようやく2人が出てきました。
裏アカを見ていた感じでは、かなりお楽しみだった模様です。

相手は、昨日一緒に仕事に同行していた職場の女性でした。
ホテルから歩いてすぐの飲食店に入り、食事を終えるとまた2人は同じ部屋に戻って行きます。

どうやら、出張の度に連泊して逢瀬の時間を作っているようです。

しかし、依頼者からは今日の新幹線で帰ると聞いているのに、なかなか2人は出てきません。
間に合わせようと思ったら、もうそろそろ出てこなくては間に合わないのでは?と心配していると、

ふと救急車の音が耳に入ります。
近いな、と、考えていると、エレベーターから担架と救急隊員が出てきました。

すると、裸にタオルを巻いただけの相手女性が部屋から飛び出してきて、救急隊員たちは中にぞろぞろと入って行きます。

他の部屋からも野次馬が出てきたので混ざって見に行くと、X男は意識を失った様子で担架で運ばれていきました。
なにかあったようです。

緊急事態のようですが、依頼者とすぐに連絡がつきません。
本人と相手女性が別れた場合は相手女性を追うように元々指示があったので、救急車に乗ったX男は見送り、また部屋に戻った相手女性をマークします。

しかし相手女性も数分で着替えて部屋から出てくると、タクシーで病院に向かいました。

病院に着く頃、ようやく依頼者から連絡がきます。
「今、病院から連絡があって、脳出血だそうです。興奮し過ぎたんでしょう」

X男は一命は取り留めたものの緊急入院となり、目が覚めたら福岡と嘘をついて仙台にいる理由を奥様に説明するはめになります。

調べてみたところ、元々血圧が高かったりする人が、普段よりも極端に性的興奮が増すような状況になると、行為中に突然、こういったことが起きてしまうそうです。

二児の父が出張先で倒れたというのに、冷静さを失わない依頼者の声で、不倫の罪深さを思い知りました。

                    おわり

~実話~

誰にも自慢できないことだからこそ、SNSに書き込んで承認欲求を満たしたかったのかもしれません。。

                    調査員I

Supervisor Information

監修者情報 | 金子 玄

慶福法律事務所代表

【出身大学】
慶應義塾大学法学部法律学科・大学院法学研究科修士課程を修了

【経歴】
平成19年 弁護士登録後、複数の都内法律事務所に勤務
平成25年 慶福法律事務所設立

【所有資格】
弁護士(識別番号36627_第一東京弁護士会)・図書館司書資格

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