<ストーカー調査>女性ストーカーの心理を解説

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ストーカー被害

<ストーカー調査>女性ストーカーの心理を解説

ストーカーと聞くと一般的にどうしても男性をイメージしがちではないでしょうか?
しかし、女性も思いを寄せる異性に対してストーキングを行うことがわずかですがあります。
女性のストーカーはいったいどんな心理状態で想いをよせる相手につきまとい行為をしているのでしょうか?
それには女性ならではの感情が絡むことがあれば、男性のストーカーと共通している部分もあります。
今回はそんな女性ストーカーの心理について深掘りしてお伝えしていこうと思います。

 

1.女性ストーカーの心理状態と特徴を解説

 

まずは女性ストーカーの心理状態と特徴をいくつか抜粋していきたいと思います。
男性の皆さんアナタの身近にこんな女性はいませんか?

もしいたのならこの人はいずれアナタを狙うストーカーに変容してしまう危険があります。
十分に警戒してください。
女性の皆さん、これから書くことに当てはまる部分があればアナタは知らないうちに思いを寄せる人をストーキングしてしまっているかも知れません。
そうならないように自分を客観的に見て律することを十分に心得てください。

 

1-1.相手のことを全て知りたい

 

好きな人のことを、よく知りたいと思うこと自体は、ごく自然なことでしょう。
しかし女性ストーカーの場合、その度合いは異常です。
自分が相手のことを一番知っていないと気が済まず、少しでも知らない事があると不安になってしまいます。

そのため、相手の持ち物や住んでいる場所など、簡単には確認できないことでも諦めることを知りません。
そのため、付きまとい行為やポストを見るなどといった常軌を逸する行動に移すのです。

 

1-2.自分は相手に相応しいと思っている

 

ストーカーになる女性は、自分に自信がない一方で、好きな人は自分を全て受け入れてくれると、信じ込んでいます
そのため、付き合ってもいないのに急に距離を縮めてきたり、周囲に2人の関係性を事実とは違うのに広めたりといった迷惑行為を繰り返します。
どんなに拒絶をしても、本気で受け止めてはくれず、自分が嫌がられていることを理解できません
一方的に着信拒否などをするとストーカー行為がエスカレートしたり、逆恨みをされたりすることもあるので注意が必要でしょう。

 

1-3.常に自分が中心

 

ストーカーをする様な女性の根底には、相手を思いやる気持ちよりも自分の欲望を優先してしまう歪んだ自己中心的な価値観があります。
そのため、周囲からの指摘や注意に聞く耳を持たず、「相手も自分のことを好いているに違いない」という強い思い込みを持ってストーキング行為をしている場合があります。
また「好きな人の言動には全て自分が関係している」という強い思い込みをしていると、相手の一挙手一投足が全て自分に繋がっているのだと認識している為、その言動に毎回一喜一憂する特徴があります。
何をしても自分に都合の良い解釈をされる為、必要以上に相手に関わらず、何をされても反応を示さないことが被害を小さくするのには効果的な場合があります。

 

1-4.寂しがり屋

 

ストーキング行為に及ぶ女性には、常に好きな人と一緒にいたいという強い気持ちがあります。
ひとりになりたくない、24時間一緒にいたい、一緒にいない時間も相手のことを考えていたい、相手にも常に自分のことを考えていて欲しい、離れていても連絡を取り合っていたい、そんな想いから犯行に及んでしまうのです。
しかし本人は寂しさを自覚しておらず、あくまでも「恋人同士なら緻密に連絡を取り合うのが当たり前だ」という考えから相手のことを考えずに付き纏いをしてしまいます。

 

1-5.感情的になりやすい

 

特定の相手に依存し、強い執着を見せるストーカーは恋愛経験や人生経験が乏しく、いわゆる子どもの様な心理状態にある事があります。
自分の気持ちを抑えられず、自分の思った通りに物事が運ばないと癇癪を起こします。
感情的で過激な言動をすることも多く、容易く自傷行為や他傷行為に手を出す事があります。
その為、拒絶したり下手に刺激したりするのはとても危険です。

 

1-6.客観的に物事を考えられない

 

ストーカーになりやすいタイプの女性は、自分の行動を客観視できません
「好きだから」「連絡がとれなくて不安だったから」などと、自分の行為を正当化してしまうので、説得が難しいです。
好きな人に夢中になり、判断能力が鈍っているので、周囲や被害者の男性が困っていても、「照れている」「自分たちの関係に嫉妬している」などとポジティブにとらえてしまいます。
また、好きな人の為を思った行動が結果的にストーキングになっているだけという場合もあり、そもそも本人にストーカーをしている自覚がないケースもあります。

 

1-7.他の人を敵だと思い込む

 

ストーカータイプの女性は、人一倍独占欲が強く、被害者の人間関係に敏感です。
元恋人がストーカーになってしまったケースでは、彼を忘れることが簡単にはできません。
そのため、好きな人が、仕事上で異性と関わっただけでも過剰に反応して嫉妬心をむき出しにします。
さらに被害男性に、新たに恋人ができた際には、相手を「邪魔者」「彼をだました」と思い込み、危害を加える可能性もあります。
好きな人とずっと2人だけでいたいという屈折した願いが根底にあるので、被害男性を取り巻く全ての人を敵と認識してしまうのです。

 

1-8.理想を追求して妥協したくない

 

ストーカーになりやすい女性は、自分の中で理想の男性像がはっきりしています
そのため、条件に一致した男性が現れると、運命の人だと思い込み、その人しか見えなくなってしまいます
またプライドが高いので、その人が自分に興味がないという事実を受け入れられず、一切妥協しないで突き進む傾向があります。
恋愛経験が少なく、ドラマや漫画の中のロマンチックなストーリーや完璧な男性像と重ね合わせて、自分の都合の良いように男性を見ています。
一度ターゲットにされると、気が済むまでストーカー行為に及びますが、新たに理想に近い男性が現れると、あっさり身を引くこともあります。

 

 

2.警察はストーカーに無力!?

 

さて、アナタが実際に女性ストーカーの被害にあったとします。

まずは警察に相談ということが頭をよぎるのではないでしょうか?
しかし、警察はストーカー捜査には腰が重いです。
その理由を今から解説していきます。

 

2-1.証拠がないと動かない

 

当たり前ですが、ストーカー被害にあっている証拠がなければ警察は動いてくれません
正確に言えば動かないのではなく、動く権限がないために動けない、というのが正しく、証拠がないということは事件は起こっていないものとみなされてしまい、出来ることがなくなってしまいます。
もしストーカー被害に悩んでいる場合は、しっかりと警察に動いてもらえるだけの十分な証拠を集める必要があります。

 

2-2.犯人が特定できない場合は動かない

 

ストーカー被害にあっているとしても、被害届を出せば直ぐに警察が犯人逮捕のために動いてくれるわけではありません
犯人が特定できていない場合は被害の証拠があっても警察は積極的に動く事が出来ず、アドバイスやパトロールの強化しかしてくれません。
これでは即座に自分の身を守ることは出来ないでしょう。

 

2-3.事件性がないと動かない

 

警察を動かすのは「怖い」「気持ち悪い」といった感情ではなく、実害はあったのか、証拠はあるのか、という点です。
しかし実際に相談しても証拠がない場合は門前払い、証拠があっても現行犯では無いため「何かあればすぐ警察に来てください」などと言われるだけで、全く動いてくれないケースがあります。
軽いストーキングであれば勘違いと言われてしまうこともあると聞いています。

 

2-4.優先度が低いと動かない

 

ストーカー被害者は決して少なくない為、事件の被害や凶悪さを加味して優先度が低くなってしまった場合、対応を後回しにされてしまう事があります。
ストーカーは警察からの『警告』だけでも効果があることが多い事から、本格的な捜査に乗り出す事が少ないことも、あまり頼りにならない要因の一つとなっています。

・被害を証明しないと動かない。
直接的に被害を受けていれば動かぬ証拠を掴めますが、心理的・精神的な被害を証明するのはとても難しい事です。
しかし前述の通り、事件性や証拠がなければ警察は動く事が出来ません。
一般人がひとりで説明しようにも説得力に欠け、警察を動かすだけの材料にならない事が多いのです。

以上が男性のストーカーが被害者につきまとい行為をおこなった場合の警察対応の一例です。
男性が女性をストーキングしてこんな状態なのです。
通常ではピンとこない女性のストーカーへの対応はこれより鈍いと考えて頂いて大丈夫です。

ただ、警察も全く動かないという訳ではありません。
悪質なストーキング行為を立証できるキチンとした証拠があって、犯人が完全に特定できている場合はキチンと調査を行ってくれます。
そのような動きをすぐに行ってもらうために、事前に警察への相談だけはしっかりと行ってください。

 

4.女性ストーカーとはどの様に戦えばいいのか

 

 

ストーカーと戦うための決定的な証拠の確保と犯人の特定は自分自身の手で行わなければならないということはお分かり頂けたと思います。
しかしそれは余りにも危険です。

 

4-1.自力で女性ストーカーと対峙することは危険

 

 

「俺は男だ、対してストーカーは女、だから恐れることはない」

この様に女性ストーカーをあなどって行動してはいけません。
相手は女性です。
特定しようと後をつけたりなどした場合、逆にあなたがストーカーと間違われて犯人に仕立て上げられてしまう可能性があります。
また相手を追い詰めてしまった場合、刃物などを持ち出されてしまうかも知れません。
そうなると、命の危険は勿論、助かったとしてもただの痴情のもつれで片付けられてしまう可能性があります。

 

4-2.探偵にストーカー調査を依頼する

 

 

自分の身は守りたいし、加害者扱いされたくない。
でも女性ストーカーからのストーカー被害を無くしたい。
そんな時に役に立つのが探偵です。

尾行と調査のプロである探偵にお任せ頂ければ安全に決定的な証拠と犯人の特定を行うことが可能です。
デメリットとして金銭的な出費は多くなります。

しかし、安全と名誉を守るためだと考えれば決して高い出費ではないはずです。

 

5.まとめ

 

ただ、探偵はこの世にごまんと存在します。
どの業者に依頼しようか皆さん迷われるのではないでしょうか?
よろしければ一度当探偵社にご相談ください。

相談は24時間受け付けています。
勿論、相談だけして実際に依頼はされなくてもかまいません。
ただ、一度お話だけでも聞かせてください。

Supervisor Information

監修者情報 | 金子 玄

慶福法律事務所代表

【出身大学】
慶應義塾大学法学部法律学科・大学院法学研究科修士課程を修了

【経歴】
平成19年 弁護士登録後、複数の都内法律事務所に勤務
平成25年 慶福法律事務所設立

【所有資格】
弁護士(識別番号36627_第一東京弁護士会)・図書館司書資格

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