SNSなどで「サレ妻」や「サレ夫」などの言葉を多く目にするようになった現代。
もはや、不倫はドラマや小説の中だけの話では無いのです。
「まさか自分のパートナに限って…」
「パートナーは、浮気も不倫もする人じゃない」
そう思うかもしれませんが、不倫された誰しもが、そう思っていたはず。
そこで今回は、不倫する人に多くみられる共通点・特徴などをご紹介したいと思います。
1. 不倫する人にはどんな特徴がある?
もしも、ご自身が不倫なんてするタイプの人ではなかった場合、不倫する人の考えや心理を理解することはできないはずです。
しかし、現実として、不倫する人と不倫しない人はいます。
それでは、どんな人が不倫をするのか。
ある程度の共通点として、不倫する人に多くみられる特徴があります。
もちろん、この特徴を持つ人全てが不倫するわけではありませんが、目安としてチェックしてみましょう。
1-1. 時間的・経済的に余裕がある人
不倫するためには、家庭で過ごす時間の他に、不倫相手との時間を捻出しなくてはいけません。
そのため、ある程度、ご自分で時間を作ることができるタイプの人ということになります。
例えば、自営業者や経営者、そもそも家庭にいる時間が少ない人、などです。
そして、不倫相手との時間を過ごすためには、経済的な余裕も必要になります。
不倫相手との飲食代はもちろんですが、レジャー代や交通費、宿泊費など、それなりの出費があります。
そのため、不倫する人は、ある程度、時間的・経済的に余裕のある人でなければ難しいでしょう。
実際、カードの明細や領収書などから不倫を見抜いたという話も多くあります。
そういったことからも、不倫する人には、ある程度の時間的な余裕や経済的な余裕がある人、という特徴が見えます。
1-2. 飽きっぽい人
元々の性格から、不倫する人には飽きっぽい人も多いとされています。
これは、パートナーに飽きた、ということもあるかもしれませんが、それよりも、飽きっぽい人には「新鮮さ」や「刺激」を求める傾向があるからです。
この「新鮮さ」や「刺激」を求め、不倫する人も少なくはありません。
その場合、本気でパートナーと別れようとは思っていない場合も多いため、パートナーや不倫相手、どちらにとっても悪質です。
マンネリとした日常に飽き、刺激を求めて不倫をする人の場合、実はパートナーとの仲も悪くはない場合もあります。
そのため、不倫していたとしても、不倫されていることに気づかない場合があります。
知らなければ幸せと言えるかもしれませんが、知ってしまった時が地獄でしょう。
なぜなら、不倫のきっかけが元々の性格上でもあるため、予防や対策がしづらく、再度不倫する人も多いからです。
1-3. おしゃれで社交的な人
そもそも社交的でオシャレな人というのは、魅力的です。
それはパートナーに限らず、その他の人にとってもそうであるため、不倫する機会に恵まれやすいということが不倫するきっかけになるのです。
そして、社交的でオシャレな人というのは、それを評価してくれる人を好みます。
そこから不倫相手となる場合も少なくはありません。
もちろん、社交的でおしゃれな人全てが、不倫する人なわけではなりません。
しかし、普通の人よりも不倫する機会が多くなるということは忘れずにいることが重要です。
1-4. エネルギッシュで性欲が強い人
エネルギッシュでバイタリティのある人は、人と出会う機会や場に恵まれますし、ご自身で出向くことも多いでしょう。
また、そういうタイプの人には、性欲が強い傾向にあることが多いようです。
そのため、不倫する機会に恵まれれば、不倫してしまう人も少なくはありません。
特に、パートナーとセックスレスな場合や、その部分に不満を抱えていた場合、それを他で解消しようとしてしまう傾向にあるようです。
さらに言えば、そういうエネルギッシュな人は、成功をつかむことも多いため、勝手に人が寄ってきます。
エネルギッシュな人は、とても輝いて見えるので、多くの人にとって魅力的に映ります。
そうなると、たとえ既婚者であっても、相手がそれを了承した上で不倫関係になる場合も多いでしょう。
1-5. 仕事などで家にいる時間が少ない人
職業的に、「出張」や「残業」が多い人や、「接待」などで夜の帰宅が遅い人にも、不倫する人は少なくありません。
なぜなら、普段からそういった生活スタイルなので、家庭からの干渉も少ないため、いざ不倫したとしても自由に行動できます。
また、家庭にいる時間が少ないと、家庭の中での自分の役割や居場所というものを認識する機会がありません。
そうなると、家に帰る目的や責任感なども薄れていきます。
「頼りにされたい」「必要とされたい」という思いを抱く人も少なくありません。
家にいるよりも、外で自由に過ごせている方が気楽だと感じてしまえば、その空いてしまった時間を他で使おうとしてしまうのです。
2. 不倫する人によくある浮気の兆候
前項では、不倫する人に多くみられる特徴をご紹介しました。
続いては、どのような兆候があると、不倫しているのか。
不倫する人によくある浮気の兆候をご紹介します。
「何か様子が怪しい」
パートナーに対する言葉にできない疑惑や不信感。
そんな浮気や不倫の兆候を具体的なポイントでまとめました。
2-1. スマホを手放さない・持ち歩く
これは、もう大概の不倫疑惑ポイントに出てくる兆候です。
不倫する人というのは、不倫していることを隠そうとします。
そんな意識から、無意識に不倫相手と繋がるスマホを手放さなくなります。
スマホを使用する際も、何かを隠すようにコソコソと使うようになります。
それなのに、使用頻度は高くなり、今までであれば、子どもに触らせたりしていたのに、触らせないようになったり、ロックをかけるようになったりします。
そのどれもが、不倫していることを隠そうとする意識からの変化です。
パートナーのスマホの使い方が変化した際には、注意してみてください。
2-2. 外見に気を使うようになる
不倫する人というのは、急に外見に気を遣うようになったりします。
なぜなら、不倫相手によく見られたいという意識から、外見を磨こうとするのです。
例えば、急に筋トレやダイエットをするようになったり、使い古した下着から新しいものへと買い替えたりするようです。
それは、不倫相手を異性として意識しており、逆に不倫相手に異性として意識してほしいからです。
本来であれば、パートナーに対して持ってほしい意識ですが、不倫する人というのは、パートナーに対してよりも不倫相手を意識します。
そのため、パートナーの趣味ではないものに変化することも多いようです。
若々しい服装にしてみたり、清潔感のある髪型にしてみたりと、以前までのパートナーに無かった変化です。
もちろん、仕事や会社の評価などを気にして外見を整えたり、変化させたりすることもあると思いますが、環境の変化がない場合は、不倫の兆候を疑って見てもいいかもしれません。
2-3. 帰宅時間の変化や出かける用事が増える
ある時から、急に残業や飲み会、接待、出張などが増えた場合、それは、もしかしたら不倫の兆候かもしれません。
それ以外にも、趣味の集まりに出かけることが多くなった、友人付き合いが活発になった、という場合も注意が必要です。
不倫する人には、不倫相手との付き合う時間が必要です。
そのため、どうしても、今までの生活サイクルから変化してくるものです。
もちろん、仕事の内容や時期によっては、多少の変化はあるかもしれません。
しかし、そこまで劇的に生活スタイルが変わることは稀でしょう。
もし、パートナーの帰宅時間の変化や、出かける用事が増えた場合には、密かにメモをつけ、その予定をチェックしてみてください。
曜日や時間など、ある程度のパターンが見えてくる場合があります。
2-4. パートナーが急に優しくなる
不倫する人というのは、不倫している罪悪感や不倫していることが露見するのを恐れて、あえてパートナーに優しくなることがあります。
例えば、出先でのお土産を持って帰ってきたり、家事に率先して参加するようになったりと、妙に気を遣うような素振りを見せるのです。
特に、記念日にオシャレなお店のディナーに誘ってきたり、記念日や誕生日でもないのにプレゼントを用意してみたり、今までよりも過剰な優しさを見せてくる場合は、注意が必要です。
また、急に連絡がマメになった場合も、不倫の兆候を疑ってみてもいいかもしれません。
自分が今、どこにいるのかをあえて主張し、疑いの目を向けないようにしている場合があるのです。
反対に、パートナーの予定や行動パターンを把握したい場合もあります。
今までであれば、連絡も最低限だったパートナーが、何のきっかけもなく、連絡をマメにしてくるようになったとしたら、もしかしたらそれは、不倫していることを疑われないための予防線なのかもしれません。
3. 不倫する人は不倫を繰り返す
不倫する人の中には、不倫を繰り返す人がいるというのも事実です。
不倫する人の状況や環境にもよるかと思いますが、アメリカのデンバー大学の大学院生が研究のために調査した際、パートナーに対し不誠実な行いをしたうちの45%が、再び浮気を繰り返したという結果が出たというのです。
この数値を多いと見るか少ないと見るかは、人それぞれかと思いますが、実際に、浮気や不倫をする人のうち、浮気や不倫を繰り返す人が、ある一定数はいるという事実の結果でもあります。
なぜ、不倫する人は、不倫を繰り返すのか。
それは、そもそも一度でも不倫することができた人だから、と言えるのではないでしょうか。
不倫や浮気というのは、パートナーに対する裏切り行為にも等しいでしょう。
しかし、それに対し、罪悪感や後ろめたさはあったとしても、現実にその一線を踏み越えられてしまったわけです。
つまり、そもそも不倫や浮気をしない人よりも、浮気や不倫をする人というのは、不倫に対する抵抗感が低い人ということになります。
そのため、あらためて不倫する機会に恵まれたり、不倫への誘惑があったりする場合には、再び、その越えてはいけない一線を越えてしまう可能性があるのです。
4. 不倫する人には決定的な証拠を突きつける
不倫する人というのは、不倫したことを問い詰めた際、あり得ない言い訳をしたり、言い逃れをしたりする場合があります。
それこそ、常識的に考えれば、そんな言い訳が通るわけがないことでも、不倫を認めないために、必死で言い逃れようとする人もいるのです。
そのため、パートナーの不倫を問い詰める際には、言い逃れできない決定的な証拠を集めておくことが重要です。
もちろん、パートナーとお互いに話し合うだけが目的ならば、そこまでの証拠は必要ないかもしれません。
しかし、それ以上の先のことを考えておくのならば、客観的にも納得できる不倫の証拠を集めておきましょう。
ただ、ご自身で集められる不倫の証拠というのは、限度があります。
証拠集めの方法によっては、その方法自体を違法だと反対に訴えられる場合もあります。
パートナーの不倫という裏切り行為に傷つきながら、得られる当然の権利が得られないなど、あってはならない不条理です。
だからこそ、パートナーが不倫したという確実な証拠を集めるのならば、専門家に相談するのも一つの方法です。
不倫による慰謝料の請求や、離婚までを考えているのであれば、ご自身の立場をより優位にするためにも、弁護士の手助けが必要になってくるでしょう。
また、調査のプロである探偵会社であれば、ご自身では集めきれない客観的かつ言い逃れできない不倫の証拠を得られる可能性があります。
それだけでなく、専門家に相談するというのは、適切なアドバイスを得られることにもなります。
冷静になることができない状況の時ほど、冷静に対処できるよう、第三者の協力を得ることをお勧めします。
5. 不倫する人なのかを冷静に見抜く
ここまで、不倫する人に多くみられる特徴や、不倫の兆候をご紹介してきました。
不倫するような人に、不必要に傷つけられないためにも、ぜひ、参考にしてみてください。
しかし、そもそも不倫するような人と結婚しない、というのが、実は一番の対応策です。
結婚前に、不倫する人なのかを見抜くことができたら苦労しない。
そう思う方も多いと思います。
それでも本来であれば、ある程度は見抜くことができるのです。
けれど、昔から「恋は盲目」という言葉があるように、恋愛感情を持っている場合、気づいていても、あえて見過ごしてしまう部分もあるのではないでしょうか。
お見合い結婚が主流であった昔は、お相手の人となりを知るためにも、結婚調査というものが行われていました。
恋愛結婚が主流となった現代では、あまり結婚調査を行う方も多くはないかもしれません。
「結婚」というのは、ご自身の人生も大きく変える出来事です。
ご自身の幸せのためにも、まずは一度、冷静にパートナーを見極めてみることも重要なのではないでしょうか。