浮気は、思わぬところから発覚するケースも少なくありません。
最近だと豊富な機能が搭載されているドライブレコーダーに浮気の証拠がしっかりおさまっているなんてことも。
この記事ではドライブレコーダーで浮気の証拠を集める方法と、デメリット、浮気の証拠集めの具体的な行動を解説していきます。
旦那や妻が浮気してそうと疑っている場合は、ぜひ参考にしてくださいね。
1.ドライブレコーダーで浮気がバレる?証拠集めの方法4選
あおり運転や交通事故など現場の証拠にもなるドライブレコーダーは導入していることが一般的になってきています。
ここでは、ドライブレコーダーで浮気がなぜ分かるのか主な機能と方法をご紹介します。
1-1.車内撮影機能
ドライブレコーダーの特徴として録画ができることが挙げられます。録画には常時録画と衝撃感知の2通りがあります。常時録画は、エンジンがかかった時に録画開始になり連続で録画されますが、容量によって上書きされてしまうおそれもあります。衝撃感知は、交通事故などで自動車に衝撃が加わった際に録画されるものなので、浮気の証拠集めには向きません。
録画機能の中でも、車内撮影タイプがおすすめです。車内撮影が可能な機種は、バスやタクシー、営業車などに利用されていることが多いです。この機能によって、運転している周辺の景色が撮影されているので下記のような映像が残されることがあります。
・ラブホテルの駐車場に出入りする様子
・浮気相手が助手席に乗る様子
・浮気相手の自宅周辺 など
車内撮影があることを知られずに取り付けられた場合は、浮気相手の顔を撮影することもできるでしょう。
怪しんで設置を拒まれた場合には360度カメラを選んでください。万が一の事故の際や防犯対策としてまんべんなく撮影できた方が安心だからと説明できます。
1-2.GPS機能
ドライブレコーダーで浮気の証拠集めをする際に活用したい機能はGPSです。
GPS機能が搭載されている場合は、撮影した場所や日時も正確に記録できるため、いつどこで何をしたのかという証拠集めに最適です。
また、GPSでは走行ルートも正確に記録されるので、通勤で使用している場合はいつもと違うルートに気付きやすいでしょう。もし位置情報にラブホテルや宿泊施設があれば浮気している可能性が高いといえます。
最新のドライブレコーダーには、Wi-Fiでデータ転送し、スマートフォンの専用アプリから位置情報を確認できるものまであります。
ドライブレコーダーをこれから設置する場合は、相手が嫌がるかもしれません。
その際には下記のような口実で説得しましょう。
・カーナビが壊れてしまったのでドラレコに買い替えたい
・あおり運転などの防犯対策として必要だから購入したい
危険運転などのニュースを事例に出しながら、ドライブレコーダーを設置した方が安心だからと押し切りましょう。家族や友人も購入していると話すのも良い方法です。
それでも納得しない場合は、車を使って浮気をしている可能性が非常に高いので、他の方法で証拠集めをした方がいいかもしれません。
1-3.音声録音機能
ドライブレコーダーには音声を録音できる機能も搭載されています。
疑われていることに気付かず警戒していない場合は、車内で性行為をしている音声を入手できることもあるでしょう。
車内はプライベート空間なので、録音されているとは知らずにリラックスしてさまざまなことを話していることが多くあります。仕事帰りやちょっとした買い物の合間などに、日課として浮気相手に電話しているかもしれません。音声録音機能では以下のような情報を入手できます。
・浮気相手の名前
・待ち合わせ場所
・デートの日時
・浮気相手との関係性
2人の会話から、職場の人や全く関係ないところで知り合ったのか判明しやすいです。デートの約束を取り付けている場合は、非常に有効な情報となります。
1-4.状況証拠になることも
ここまでのドライブレコーダーの浮気の証拠集めに活用できる機能をまとめると下記となります。
・車内撮影が可能な360度カメラ搭載
・GPS機能
・音声録音機能
上記のような機能が搭載されているドライブレコーダーでも、タイミングが悪ければ浮気している証拠をなかなかつかめないこともあるでしょう。また、浮気をしている妻や旦那が、意図的にドライブレコーダーの機能をオフにしていることも大いに考えられます。
継続的にデータを記録して確認作業をしていれば、オフになっている時間帯や曜日に規則性があることに気付くかもしれません。このオフになっている時間こそ、浮気相手を乗せているタイミングであり、状況証拠となります。
浮気の時間帯が分かれば、相手の行動が読みやすくなり、更なる確実な証拠を得られる可能性が高まるでしょう。たとえば探偵に浮気調査を依頼する際にも「〇曜日の〇時」と時間指定ができるというメリットもあります。
2.ドラレコで浮気の証拠を集めるときの注意点・デメリットはある?
浮気の証拠集めに使える機能が搭載されているドライブレコーダーですが、利用する際にはいくつか注意点やデメリットもあります。
ドライブレコーダーでできること・できないことを把握して適切に活用しましょう。
2-1.SDカードの容量に注意する
ドライブレコーダーの記録はSDカードに保存されますが、通常のフォルダーの場合は1日でデータがいっぱいになり上書きされてしまうため証拠が確認できない場合があります。
過去のデータを確認する際には、振動や衝撃を感知して特別に録画されたときの記録をみていきましょう。急ブレーキなどで偶然とれた車内映像に浮気相手が写り込んでいるかもしれないからです。
大容量タイプなら最大8時間程度は保存できるようになり、タイミング次第では浮気相手との2人きりの映像や音声が入手できるでしょう。さらにGPSから走行ルートを割り出して、よく利用する飲食店やホテルが判明するかもしれません。
容量に注意して準備ができれば、浮気相手との会話や行動範囲がわかり、決定的な浮気の証拠につながりやすいです。
2-2.浮気の証拠としては使えないことも
ドライブレコーダーで車内や周辺の様子を録画できていても、浮気相手の顔までははっきりと確認できない場合があります。
動画が不明瞭であると、離婚調停で提出する浮気の証拠資料としての効力は薄くなってしまうことがデメリットといえるでしょう。SDカードを大容量タイプに変更すると長時間のデータを入手できますが、その反面で画質が悪くなってしまうのです。
ドライブレコーダーは密会していた日時や場所の特定には便利ですが、確実な証拠を得るのは難しいかもしれません。走行中であれば、エンジン音や強風、ラジオなどの騒がしい音で、はっきりと聞き取れないケースも考えられます。
浮気の証拠として扱われるのは、肉体関係があることが分かる映像・音声だからです。
そのため、浮気相手と車内で仲良く話している様子やキスしているところが記録に残っていても、直接的に証拠として認められないのです。
音声から肉体関係があることがわかったり、ホテルに出入りする映像などが複数回入手できると、不倫している事実までははっきりと分かります。
友達同士でふざけていただけなどと誤魔化されないためにも、すぐに本人を追及せずに証拠集めを継続しましょう。
2-3.証拠隠滅されるおそれがある
ドライブレコーダーの機能は、浮気の抑止力になることもありますが、計画的に浮気の約束をしている旦那や妻だと、しっかり証拠隠滅されるおそれがあるため要注意です。
定期的に以下のような行動をしている場合は、浮気の証拠を消している可能性があります。
・ドライブレコーダーのSDカードを交換している
・電源ソケットを抜いている
・車内の掃除を丁寧におこなう
浮気をしていることを証拠に残さないためにはSDカードのデータを消去することをしなければなりません。SDカードの定期的な点検は、万が一の事故に備えて必要なメンテナンスといえるでしょう。しかし頻繁にカードを入れ替えしているときには、もしかしたらスペアのSDカードに入れ替えて誤魔化しているのかもしれません。
また、ドライブレコーダーを設置したにもかかわらず全く記録されていない場合は、相手が意図的に電源をオフにしていることが考えらえます。
何気ない会話で、「ドラレコが作動していないんだけど買い直そうか」と切り出して反応をみるのも一つの方法でしょう。
ドライブレコーダーに限らず、車内は浮気の証拠が残りやすい空間です。
浮気相手の髪の毛やアクセサリー、飲み残しのゴミなど、あなたに勘付かれるのをおそれて、いつも以上に掃除を丁寧に行っているときには注意深く観察することをおすすめします。
2-4.怪しまれる可能性がある
ドライブレコーダーの録画や録音機能は、下記のような場合に感知されます。
・車のエンジンをかけたとき
・カメラ前で動いたとき
・車に振動があったとき
モーションセンサーや振動感知がついていると自動的に録画・録音開始となるので要注意です。また録画開始されたときにスマホの専用アプリに通知がいくようにしてあると、普段乗っていない車に乗り込んだことがバレてしまいます。
相手に怪しまれないようにするためにもドライブレコーダーの機能は事前にチェックして、エンジンをかけずに準備することや、作動時の通知が相手にいかないように設定することが注意点といえるでしょう。
また、相手がもともとドライブレコーダーを設置していた場合は、SDカードを大容量に変更したり操作したりしていると、異変に気付かれやすいです。
SDカードなどを入れ替えた場合は、エラーが起きやすいので入念に設定し直すことが重要です。できるだけ同じメーカー・色のSDカードにして分からないようにする工夫をしましょう。
2-5.違法行為に当たる場合がある
ドライブレコーダーの設置は、夫婦で車を共有している場合以外は違法行為にあたる可能性があります。共有所有物であれば問題ありませんが、自分以外の車に勝手にドライブレコーダーを取り付けたり、SDカードを抜き差ししたりする行為は器物損壊にあたるかもしれません。
取り付けるために自宅以外の敷地に侵入した場合は、住居侵入として逆に訴えられる危険もあります。証拠集めに夢中になりすぎて、いき過ぎた行動をしないよう気をつけましょう。
3.ドライブレコーダー以外で浮気の証拠を掴むためには?
ドライブレコーダーだけでは、証拠が不十分かもしれないと思った場合は、他の方法を組み合わせることで有力な証拠となることがあります。
具体的にどのように調べれば良いのか方法をご紹介します。
3-1.財布の中身を確認する
ドライブレコーダーで見知らぬ土地を走行していたことが分かったら、財布の中身にも変化があるか確認しましょう。普段の支払いにはクレジットカードを利用している人でも、受け取った明細書やレシートを捨て忘れていて、しっかりと浮気の証拠が残っていることがあります。
仕事から帰宅して入浴している間や寝ている間を見計らって、下記のようなものが残っていないかチェックしてください。
・ラブホテルの会員カード
・飲食店のレシート
・見知らぬクレジットカード
クレジットカードの利用明細を家族で閲覧できるようにしているケースでは、こっそりと他のカードを作って浮気専用にしていることもあります。
ラブホテルや飲食店の住所と、ドライブレコーダーのGPSから分かった位置情報などから、浮気相手とどのような行動をとったのか読み取ることができるかもしれません。
3-2.スマホを見る
浮気の証拠は、不貞行為が分かる写真や動画が必要です。
ドライブレコーダーから分かった浮気相手がどういう人なのか知りたい場合はスマホを確認することが一番の近道でしょう。
旦那や妻が浮気していると、持っているスマホに不貞行為がわかる写真やメッセージのやりとりが残されていることが多いです。
スマホのパスワードが分からない場合は、相手が席を立ったタイミングで考えられるパスワードを入力してみたり、寝ている最中に指紋認証や顔認証を利用してロック解除したり試してみることが可能でしょう。また家族で共通のパソコンを利用しているのであれば、パソコン上からアクセスできるかもしれません。
しかし人のスマホを勝手に盗み見る行為は、いくら配偶者であってもプライバシーの侵害にあたる恐れがあります。LINEなどのメッセージアプリから証拠になりそうなものを勝手に自分のスマホに転送することやパスワードを変更することも不正アクセス禁止法に抵触するかもしれません。浮気相手の名前やメッセージは、自分のスマホで写真に残すまでにとどめることをおすすめします。証拠につながりそうな情報が少しでも得られれば、探偵に依頼する際に一から調べることなく調査できるのですぐに浮気の真相を暴くことができるでしょう。
3-3.尾行する
ドライブレコーダーからの断片的な情報を収集して、うまくいけば直接浮気相手に会うことができます。よく利用しているラブホテルやレストランを走行ルートで割り出し、密会現場まで尾行すれば、2人にとっては言い逃れのできない状況となり、その場で浮気を認めさせることもできるでしょう。また、駐車した場所に実際に出向き、周辺環境を事前に下調べして、浮気相手の住居を絞り込むことも運がよければ可能です。
しかし尾行は、そう簡単にできるものではありません。
怒りや悲しみで大きく動揺している中で、運転することは事故を引き起こす危険がありますし、途中で勘付かれて逃げられてしまうことも考えられます。
素人の尾行ではいくら変装して普通を装っていても、相手に違和感を与えやすいのです。
また直接追及しようとするのも、事前準備をしていないと証拠資料として効力がなく、不発になることもあります。
3-4.探偵の浮気調査を利用する
ドライブレコーダーやスマホを見るなど自力で浮気の証拠集めをしようとすると、途中で相手にバレる危険性もあり証拠隠滅のリスクが高いです。
ドライブレコーダーなどを利用するのは、あくまでも浮気の証拠の手がかりを集めるためです。集めた情報が多ければ多いほど、探偵に依頼すればスピーディーに証拠を入手できるでしょう。ドライブレコーダーに残された音声から、次のデートの日程を押さえてピンポイントで依頼すると費用も安く済みます。
探偵に依頼する際に密会現場や相手の自宅住所など伝えられるので、短時間の調査で終えられて精神的・体力的な負担が少ないというメリットもあります。
4.まとめ
旦那や妻が車を使って浮気してそうだと感じている人は、まずドライブレコーダーを設置して浮気の手がかりとなる情報を集めていきましょう。
ドライブレコーダーの機能によって決定的な映像や密会現場のGPSなどを押さえることができたら、探偵事務所に浮気調査を任せることで安心できます。
尾行や撮影の技術を持つ探偵なら、相手に気付かれることなくはっきりとした証拠が入手できるでしょう。