いじめ調査
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要注意!実際にあった「いじめ」の兆候
- 学校での出来事を話さなくなる
- 喜怒哀楽がなくなり、元気がないことが多くなる
- 違和感のある明るい話し方をする
- テストの点数や学校の成績が著しく低下する
- 朝起きると体調不良を訴え、学校に行きたがらなくなる
- 遅刻や早退が多い
- 洋服や体操服が激しく汚れていたり破れている
- 学校に持っていく文房具の紛失や損傷が激しい
- お風呂に入った時、背中や脇腹など洋服に隠れる部分にアザがある
- 転んだと言って擦り傷や切り傷が多くなる
- お金をなくしたり、欲しがるようになる
いじめの現状
学校では過去に比べ、いじめの認知件数は上昇傾向にあります。
出典:いじめ防止対策の推進に関する調査(平成30年総務省調べ)
調査結果
重篤な「いじめ」ほど、発見されにくくなっています
出典:いじめ防止対策の推進に関する調査(平成30年総務省調べ)
「軽度ないじめ」より「重篤ないじめ」の方が、誰にも相談しない傾向があります。
「重篤ないじめ」の場合、子供一人では解決できません。親の介入が必須であり、さらに学校や教育委員会に働きかけるには具体的な事実を基にした証拠が必要になってきます。
いじめの証拠として
いじめの証拠には以下のような種類があります。
状況証拠
- 具体的な事実を正確に記録したもの(いつ?どこで?誰から?何をされた?)
※予想や感想など事実以外のことはなるべく書かない - いじめの状況が綴られた日記
- 友人などの目撃証言
- 物が壊れた、傷ついた、落書きや汚損時の撮影写真
- 怪我をした部位の撮影写真(できれば医師の診断書)
直接証拠
- いじめ現場の音声データ
- いじめ現場の写真・動画データ
- いじめの内容が書き込まれたSNS等のスクリーンショット
学校によっては、いじめの事実を訴えても状況証拠だけでは、すぐに対応してくれないこともあります。
また、現代社会では、いじめる側が狡猾になっているため、確実にいじめたという証言や証拠がない限り、いじめた子やその親はなかなか認めようとしません。
ですが!! 直接証拠があれば話は違います。
学校は率先して対応してくれますし、加害者が特定できる証拠なら、言い逃れはできません。できるだけ物的証拠を用意するようにしましょう。
探偵ができるいじめの証拠収集
探偵は物的証拠を集めるのを得意としています。
学校内
防犯ブザーや水筒の他、学校に持ち込める備品に偽装させた機器を使用して、いじめ現場の映像・音声データを収集します。
防犯ブザーは指定品への偽装も可能です。その他、ランドセルや備品への偽装もできますが、校内での保管場所や使用頻度をヒアリングの上、収集方法を検討いたします。
校内では音声データ収集をおススメします
学校外
被害者を実際に尾行・監視し、加害者との接触状況を撮影して、いじめ現場の映像データを収集します。
直接的な証拠にはなりませんが、加害者が特定できていれば、加害者本人を尾行し、他者へのいじめの実態があるかどうか、普段の素行を調査することもできます。
注意点
しかし、証拠を用意するにも、いじめの被害者の協力が絶対に必要不可欠です。いじめの被害者は事実を隠そうとするのが普通であり、真実を話すべきか葛藤もしています。そうした気持ちを考慮し、話を聞くことが大切です。
基本は「時間をかけてゆっくりと」です。
焦るあまり、被害者本人の気持ちを無視して話を進めると、被害者との信頼が損なわれ、協力が得られず、学校や加害者との対応が中途半端に終わってしまい、その結果、いじめがエスカレートするなど、思うような解決ができなくなります。
介入すべきポイント
重篤ないじめの場合は、早期介入が必須ですが、軽度の場合はどうすればいいのでしょうか?
“いじめ”は大変デリケートな問題であり、被害の度合い、被害者・加害者の心理状況、学校側の取り組み方等、様々な状況によって対応の方法が違ってきます。
一遍通りの介入や対応を行うと解決できないばかりか、被害が大きくなる可能性もあります。
介入すべきか否かの判断ポイントは?
いじめの兆候が見られた時、「今、どのような状況にあるのか」を判断するのが重要です。いじめは軽い状況から重篤な状況と段階が様々であり、その段階によってとるべき対応が違ってきます。
比較的軽度のいじめに対して、重篤な場合の対応を取ってしまうと、被害者の立場を悪くし、直接的ないじめはなくなっても間接的に状況を悪化させてしまいます。
現状を把握するには、日頃から親子のコミュニケーションを取っておくことが最も重要であり、家庭の深い愛情や精神的な支え、信頼に基づく厳しさ、親子の会話や触れ合いを行うことで、軽度のいじめなら被害者個人で解決できることもあります。また、普段から保護者面談等で担任教師等とのコミュニケーションを図り、教師個人の人柄や学校の考え方を知っておくことも今後の対応をどうすべきか考える際に役に立ちます。
以上のことを踏まえ、介入の是非を判断するわけですが、日頃からのコミュニケーションが取れていれば、いじめの実態も把握でき、必要になったら素直に手助けして欲しいと話してくると思います。
しかし、これは理想論であり、一般的にはいじめに関しては話したがらないでしょう。
かといって、放っておいてはいけません。
被害者は、いじめを解決してほしいが、下手に介入されてエスカレートするのを恐れています。これ以上酷くなるなら、今のままでも良いという結論に至ってはいますが、常に葛藤しています。
介入は何も直接的ないじめ解決だけではありません
被害者のストレスを緩和させる為に心のケアを行ってあげてください。被害者がいじめの干渉を嫌うなら、一旦、いじめ問題から離れ、別の会話やレジャー、コミュニティの場を設けるなど、ストレスが少しでも減るようにしてあげてください。身近な人との会話を嫌うなら、第三者であるカウンセラーや臨床心理士を利用するのも良いと思います。もちろん、素直に応じることはないと思いますので、まずはカウンセラーや臨床心理士に相談してみてください。
介入すべきか否かの判断基準は、被害者の意思や立場にあります。被害者の視点に立ち、何を望み、何を望まないのか?を考えてあげることが大切です。